曾慶紅国家副主席がこのほど、「いま、中国は尚も増水期にあり、水害防止状況は深刻な状態にあることから、各地政府は高い警戒心を保ち、大水害防止の準備作業を確実に行わなければならない」と強調した。これは今月の25日から28日、西南部の雲南省と広西チワン族自治区を視察した際述べたもので、曾慶紅国家副主席はその際「各地政府は、増水状況と天候に注目し、災害の予報と警報を適時に出し、新しい水害が発生すれば、地元住民の避難に力を入れなくてはならない。また被災地住民の衣食住の問題を適切に配置し、その医療衛生に配慮を配り、子供たちの通学問題をも解決しなくてはならない。この他、生産回復と災害後の再建活動にも努めるべきだ」と述べた。
「CRI」より 2004/07/29