第15回福岡アジア文化賞の学術研究賞に、経済学者の厲以寧氏(全国政治協商会議常務委員)が選出された。同賞委員会が29日、発表した。
福岡アジア文化賞は、アジア文化を守り育てるとともに、アジアの人々が相互に学び合い、幅広く交流するための基盤づくりを目的に、福岡市で1990年に創設された。大賞、学術研究賞、芸術文化賞があり、中国では厲氏が7人目の受賞者。厲氏は賞金の300万円を、貴州省畢節地区の希望小学校(寄付により設置される貧困地区の小学校)の建設に寄付したいとしている。
「人民網日本語版」2004年7月30日