黒竜江省斉斉哈爾(チチハル)市鉄鋒鎮宛屯村の高齢者20人が1日午後、計画出産を実行した農村部の家庭へ支給される政府の奨励補助金を初めて受け取った。同市の扶助金の受給対象は5084人で、亡くなるまでの間、毎年600元が支給される。この政策は、中国の人口・計画生育事業の構想が「多産の処罰」から「少産の奨励」へと大きく転換したことを示すもので、農村人口の出産観の変化と、生活の水準と質の向上を導くものだ。
「人民網日本語版」2004年8月2日