暑さに耐える肉体の限界に挑戦しようとする観光者がこのほど、続々と新疆自治区のトルファンを訪れている。同地区はその酷暑で「火の洲」とも言われ、最近では週間平均気温が42度を上回っている。
トルファンの「炎の山」は中国の古典「西遊記」の中に出てくる名所としてよく知られている。7月に入って以来、この地の気温はセ氏43度以上にも達し、地表の温度はさらにセ氏80度に達し、名実ともに「炎の山」となっているにもかかわらず、毎日2000人以上の観光客がこの地を訪れている。ここの暑さは5分間ないし10分間しか耐えられないのが普通だが、自分の限界に挑戦しようとするつわものどもが、自分の意志力と肉体の潜在能力を試そうと「炎の山」に登ることにチャレンジした。
トルファン観光は、猛暑の体験のほか、歴史遺跡の交河故城、高昌故城の観光、名物のぶどうとハミウリの食べ放題も非常に人気がある。今年上半期に、トルファンの特色観光は60万人の観光客を引き付け、観光収入はすでに1.14億元に達し、昨年より196%も伸びた。
「チャイナネット」2004年8月3日