中国最大の民間貧困援助機構である中国貧困援助基金会は、10日、「社会各界が中国南方の水害に遭った地域に資金と物資面の救助を提供するよう希望する」と呼びかけた。
中国政府が発表した数字によると、今年7月末現在、中国では、既に17省、7000人あまりが水害に遭い、直接的な経済損失は、200億元あまりに達しているということである。
中国政府は被災地に多額の資金と救援物資を投入し、被災した人々の基本的な生活を保障した。しかし、今年水害に遭った地区はすでに交通の不便な貧困地区であり、今度の水害により、この地区の貧困から脱出したばかりの人々は再び貧困に戻ってしまったので、社会各界からの救助が必要となっている。
「CRI」より 2004/08/10