中国では12日、北からの寒気の南下と、南部沿岸に上陸した台風の影響で、立秋以来最も広い範囲で雨が降った。遼寧省・吉林省・河北省北部・北京などの地域でも13日、弱い雨またはやや強い雨が降った。10日ほど続いた高温多湿の天気はようやく終息し、久しぶりのさわやかな天気になった。
中央気象台天気予報室の周慶亮副主任は「北部ではしばらくさわやかな秋の天気が続く。もう、蒸し暑い『サウナ天気』を心配する必要はない」と話す。中国北部では今後、暑い日はあっても湿度は高くならない見込み。中部と南部でも、浙江省に上陸した台風14号の進行に伴い、今後3日ほどは一時気温が下がる見通しだ。
「人民網日本語版」2004年8月13日