戦争被害者を大切にし、歴史の証人を支援することを目的とした民間団体、「南京大虐殺生存者援助協会」が14日、南京で設立された。同協会は、相互に助け合う環境を作り、南京大虐殺の生存者が生活上のサポートと精神的な慰謝を必要なときに得られるように支援していく。同協会は、一般市民が参加して生存者と協力し合う方式を通して、歴史の回顧、歴史的事実の保護、未成年への愛国主義教育などを展開する計画。
同協会は14日、中国内外の個人や団体から15万元を超える寄付金を受け取った。最初の支援対象は、夏淑琴さんら南京大虐殺の生存者10人。
「人民網日本語版」2004年8月15日