世界最大規模を誇る巡回型遊園地「ワールドカーニバル」が7月2日から北京で開催されている。石景山区統計局の調査によると、ワールドカーニバルは開催期間中に小さなハプニングが続いたものの、北京の人々の人気を博し、1日あたりの来場者は約2万人となり、2億4千万元の収益が見込まれることがわかった。
石景山区統計局が来場者から586人を無作為に選んで調査したところでは、来場者のうち会社員は42.0%、学生は23.5%、政府職員は12.0%、労働者は4.0%、その他(教師や自営業者など)は18.5%だった。来場者は主に中級収入階層で、月収が1千元以下が22.5%、1千元~2千元が23.5%だった。同遊園地の入場料について、「合理的な価格だ」との答えは19.5%、「なんとか受け入れられる」との答えは44.5%、「比較的高い」との答えは36.0%だった。
ワールドカーニバルは昨年上海で30日間にわたって開催され、売上は1億3千万元を超えた。北京では7月2日から8月22日までの開催期間で2億4千万元が見込まれる。
「人民網日本語版」2004年8月15日