江蘇省はこの夏休み、ネットカフェのボランティア監視員として現役を退いた幹部や軍人、専門家、教師、模範労働者など1万人を募集し、文化担当部門と共同で「未成年者の入店禁止」などの特別取り締まり活動を展開している。これによりネットカフェの管理が大幅に改善され、7月の電話による違法ネットカフェ通報件数は、昨年同月と比べ68%減少した。「老同志」が次世代のために行う優れた活動として、特に子どもたちの保護者から好評を博している。
省内のネットカフェは6千店を超える。各ネットカフェに1~2人ずつ配置されたボランティア監視員は、猛暑の中「未成年者の入店禁止」「時間外経営の禁止」「青少年の健全な成長に有害なコンテンツの通信禁止」などの監視活動を展開。優良店は評価し、問題店はただちに文化部門などに報告している。また、規則に違反し入店した未成年者や入店させたオーナーへの教育活動も行っている。
「人民網日本語版」2004年8月17日