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南京大虐殺に関する国民党幹部の手記、記念館に届く

南京大虐殺記念館に17日、貴重な贈り物が郵便で届けられた。中身は歴史資料で、いずれも国民党の重要人物が南京大虐殺の後3年以内に作成した声明や文章だった。

同記念館の朱成山館長の説明によると、朱館長が同日午後2時ごろ職員が届けに来た分厚い郵便物を開封してみると、影印本の書籍と十数ページにわたる手記が入っていた。書籍は、ある中国人軍医が南京大虐殺の期間に南京で殺人を目の当たりにし、翌年書いたドキュメンタリー本「陷京三月記」だった。

手記はすべて、当時の国民党幹部が同書を読んで記した、南京大虐殺に関する雑感、声明、文章だった。手記の作者は、白崇禧(当時の国民政府軍事委員会副総参謀長)、陳布雷(当時の国民党中央政治会議副秘書長)、朱家カ(当時の国立中央大学学長、カは馬へんに華)、張治中、朱紹良、李済深など計11人。

手記11部は、長い年月を経てほとんどが黄色く色あせているが、李済深の手記に破損箇所があるほかは、ほぼ完全な保存状態だった。書式は、画仙紙に毛筆で記したもの、指令文書の用紙を使った走り書きなどさまざまだが、すべて筆者の署名と捺印、前書きと後書きが揃っている。

郵便物の送り主からのメッセージはなく、氏名や住所も不明。郵便物には、「南京大虐殺記念館に届けてください」とだけ書かれていた。あて先の「館」には旧字体が使われ、筆跡がやや乱れていることから、朱館長は送り主は高齢者と推察している。

「人民網日本語版」2004年8月18日

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