国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は29日の記者会見で、アテネ五輪で中国を筆頭とするアジア諸国の大活躍にふれ、「アジアは目覚めた」と発言した。
ロゲ会長は「今大会では、中国が大きく躍進し、日本も大成功の成績を収めた。また韓国、タイ、インドネシアなども相当な成果を上げた」と述べた。
さらに「今大会はアジアの覚醒を象徴する五輪だった。これは4年後の北京五輪で、アジア諸国が頂点に達することを意味していると信じる。これまでのスポーツ大国は用心すべきだろう。今までに倍する努力をしなければ、現在の優位を保つのは難しい」と語った。
「人民網日本語版」2004年8月30日