中国の中学校から大学では来年、エイズに関する科目が必須科目としてカリキュラムに盛り込まれる。8日に開かれた国際人口発展フォーラムで方針が明らかにされた。
国務院エイズ予防治療事業委員会弁公は4月15日、「全国エイズ予防治療宣伝教育事業指導方案(2004-2008年)」を配布した。方案は全国の教育部門に対し、2005年までにエイズの予防・治療とボランティアで行う献血の知識を一般の中学・高校、中等職業学校、大学などのカリキュラムに組み込むよう求めている。具体的には、中学校では6コマ、高校では4コマを必須科目とし、大学ではテーマ講座を開講したり、保健教育などの内容に盛り込むなど、1学年あたり平均1コマ以上受講させるよう指導する。
「人民網日本語版」2004年9月9日