山東省青島市の浮山湾で13日、大型帆船「青島号」が世界をめぐる長い旅路に着いた。世界に青島市の魅力と北京五輪をPRする「北京五輪海上競技イメージ大使」として、日本の下関市に向けて就航する。
「青島号」の外観は白が基調。北京五輪のエンブレム「中国印・躍動する北京」と青島市で行われる海上競技のエンブレムが記されている。乗船している帆船愛好家4人が、2期に分けて航海・PR活動を実施する。第1期は2004年から2005年末までで、中国沿海とアジア近海を「青島号」で旅する。第2期は2006年から2008年の五輪開催前までで、遠海に乗り出す予定。 船員らは、青島市政府が世界中で開催する経済・貿易、観光、文化の各種プロモーションやイベントに合わせ、五輪と青島市の魅力をPRする。中国大陸部の航海史上初めての試みだ。
写真は、出航する「青島号」
「人民網日本語版」2004年9月15日