北京国際都市開発研究所の連玉明所長が15日北京で開催された中国都市フォーラム北京サミットの席上、「2020年に中国の都市化率は58%から60%となり、都市部人口は8億から9億に増えるだろうと」述べた。
連玉明所長の計算によると、中国の都市化率は2002年には37.7%に達し、毎年1%の割合で都市化が進んでいる。そこで連玉明所長は、「中国は、大型都市の発展による小型都市発展を導く戦略の実施を堅持してゆき、大型都市の建設に重点を置き、大型都市で中小都市を導くことを踏まえて、町や農村の発展を先導していくべきだ」と主張している。
連玉明所長は更に、「未来の中国都市の産業構造は一層最適化されなくてはならず、それは、工業、農業から社会サービス業を代表する第三次産業へと徐々に転換していかなくてはならない」と述べた。
「CRI」より 2004/09/16