転生が信じられている西蔵(チベット)仏教の活仏(生き仏)の1人、「貢唐倉」の生まれ変わりとされる子供の誕生が発表された。甘粛省仏教協会の転生担当部門はこのほど、貢唐倉の転生を確認するための活動の第5回会議を開催。活仏の1人である嘉木様(甘粛省仏教協会会長)が提出した報告書に基づき、貢唐倉の転生が確認している。
活仏・嘉木様は今年4月21日、拉卜楞寺医学院にある活仏・拉考倉の霊塔殿で行った儀式で、貢唐倉6世がすでに転生していること予測。生まれ変わりとされる子供の干支は辰・巳・馬のいずれかである可能性が高く、さらに確認を進める必要があるとした。同協会副会長を務める活仏・徳哇倉(転生担当部門代表)など協会の一部構成員、拉卜楞寺の活仏らの一部、僧侶が同儀式に参加している。
貢唐倉6世の転生確認作業は現在、順調に進んでいる。
「人民網日本語版」2004年9月30日