中国の関係部門によると、現在、中国の精神的疾患の罹患率が上昇の傾向にあり、その内、子供と青少年の心理的健康の問題が特に注意すべきものである。
現在、中国の精神的疾患を患う患者は約1600万人おり、精神的疾患は中国の病気治療費の総負担の中で、トップとなり、約20%を占めている。
中国では現在、17歳以下の子供と青少年の中で、少なくとも3000万人が各種の精神的障害や行為の問題に悩んでいます。専門家は、「親の仲が良くないこと、家族が不良な嗜好があることおよび大学入試の圧力が大きいことなどは、いずれも子供や青少年たちの心理健康に大きい影響をもたらした」と指摘した上、社会各界が青少年の精神的健康の問題に関心を寄せ、学校が青少年に対する精神的な衛生教育を強化し、親が適時に精神的疾患を患う子供を病院に連れてお医者さんに見てもらうよう、呼びかけた。
「CRI」より 2004/10/10