北京では16日、貧困支援PRキャンペーンが開かれた。民政部の楊衍銀副部長は活動の中で、「中国の各クラスの民生部門は、経常的社会支援サービスシステムの構築を引き続き強化し、支援者が被支援者のニーズに合わせた援助を行えるようにしていく」と表明した。
中国の経常的社会支援サービスシステムは、1996年の設立から現在までの8年間で、併せて236億元相当の寄付金・寄付物資を受け付け、のべ4億人以上が援助を受けた。
民政部のデータによると、中国の大・中規模の都市、条件の整った小規模都市で設立された社会支援システムの窓口は、過去8年間で計2万8千カ所に達した。各クラスの民政部門が受付、配布した寄付金・寄付物資は236億元相当に上る。このうち、寄付金は126億元で、9億5700万元相当が衣類や毛布類の寄付だった。
中国の社会支援活動には、経済の発達した地域が発達の遅れた地域を1対1で援助する「対口支援」、突発的な災害などに見舞われた地域への寄付などを行う「集中支援」、経常的社会支援サービスシステムを通じた「経常的社会支援」が含まれる。
「人民網日本語版」2004年10月18日