現在、中国の糖尿病患者が5000万人を超えており、さらに毎年150万人ないし200万人もの新しい患者が増えていることで、中国は世界で糖尿病患者が最も多い国となっている。
中国の全国紙『人民日報』の9日の報道によると、9割以上の患者は体の障害ないしは死亡につながる終身的病気でこれを2型糖尿病といっている。早期症状があまりはっきりしないので、多くの患者は自分が知らない間に病状が進み、診断を受けないことが多いようだ。現在、この2型糖尿病を治療するために、中国は毎年100億元もの費用を投入し、研究している。
専門家の推測によると、この2型糖尿病を有効に抑制しなければ、2025年には、その発病人数が1億人に達するということとなる。
「CRI」より 2004/11/10