天津市の戴相龍市長はこのほど、中央政府直属の大型国有企業40社が参加した「天津投資環境懇談会」で、「天津は交通を突破口として、北京・天津の一体化を強力に推し進めていく」と述べた。
戴市長によると、鉄道分野では、北京・天津間を30分で直結する投資額143億ドルの鉄道線が、2007年の営業を目指して整備される。道路交通分野では、北京・天津間を結ぶ「京津高速道路」の北ルートを新たに建設する。また、北京・上海間を結ぶ「京滬高速道路」の天津区間の建設を急ぎ、天津市の中心部から周辺の主要都市へ90分以内で移動できるようにする計画だ。
「人民網日本語版」2004年11月15日