中国政府は、海外での就職を予定する中国人に対し、労働社会保障部が認可した合法的な仲介機関332カ所での手続きを義務付けている。海外就職の仲介機関の管理活動に関する全国会議で重ねて指摘された。
海外で働く中国人は近年、増加傾向にあり、昨年末現在で53万人に達している。
人々の関心を集めるのは、合法的な仲介機関の識別方法だ。担当責任者は、これについて次のように説明した。
(1)合法的な仲介機関は、当局の発行する経営許可証を持っている。
(2)機関の名称、住所、連絡先は労働社会保障部や同部国際交流サービスセンターのウェブサイト上で検索することができる。
(3)仲介機関は就業先の国の労働担当部門が発行した、外国籍労働者仲介業の許可証明書を呈示する義務がある。
「人民網日本語版」2004年11月18日