21日午前8時20分、内蒙古自治区・包頭市で旅客機が墜落した。乗客47人、乗員6人を含む53人全員が死亡したとみられる。
墜落したのは、中国東方航空の旅客便MU5210(包頭発、上海行き)。同機は包頭空港を離陸後まもなく、空港付近の湿地帯・南海子の水域に墜落した。
包頭市の共産党や政府の幹部は、現地の武装警察や消防士ら数百人を出動させ、捜索活動を急いでいる。しかし、墜落地点付近の水深は2-3メートルに達し、さらに寒冷な天気のため、捜索活動は困難を極めているという。
「人民網日本語版」2004年11月22日