亜洲(アジア)衛星有限公司は21日、同公司の衛星「3S」が受けた悪意と見られる妨害行為について声明を発表した。
声明の内容は次の通り。
「亜洲衛星有限公司に所属する衛星「3S」の中継器(トランスポンダー)「K7V」は2004年11月20日午後8時05分54秒、「法輪功」を宣伝する内容の信号による悪意と見られる妨害行為を受けた。当公司は同日午後8時18分56秒から21日午前0時35分に同中継器を停止し、これにより、同中継器を契約使用している北京電視台や天津電視台の衛星チャンネルなどの正常なテレビ信号伝送が妨害され、放送中断に追い込まれた。この民間レベルの衛星信号伝送の悪意による妨害行為は、通信に関する国際条約に厳重に違反し、国際条約の規範を踏みにじり、正常な衛星通信の秩序を破壊し、当公司の商業的利益と信頼を深刻に損ねた。当公司はここで、このような悪意による妨害行為を強く非難し、その違法行為の法的責任を追及する権利を保留することを厳粛に表明する」
亜洲衛星有限公司は香港の企業で、香港と米国で上場している。
「人民網日本語版」2004年11月22日