北京在住の外国人は11月23日から、自動車運転免許試験の交通法規試験の問題を中国語・英語・日本語など9言語から選ぶことができるようになった。北京市公安局公安交通管理局がこのほど明らかにした。
同局車両管理所では23日、9言語による交通法規試験コンピュータシステムの使用を開始し、初日は外国人48人が受験した。同システムは、新たな「道路交通安全法」の規定と、公安部からの内容統一の要求に基づいて作成された。従来の7言語は、中国語簡体字、中国語繁体字、英語、フランス語、日本語、韓国語、ドイツ語。これにアラビア語とロシア語が新たに加わった。新しい試験問題は733題で、コンピュータシステムが言語ごとに試験問題を管理する。同システムは、試験情報の管理、受験管理、試験の監督管理、試験問題データの管理、システム管理などの機能を備え、受験者はモニター上で試験に回答し、コンピュータが自動的に成績の判定・発表を行う。
「人民網日本語版」2004年11月29日