陝西省銅川市鉱山務局の陳家山炭鉱で起きたガス爆発事故で、30日午後10時までに死者数は64人、行方不明者数は102人となった。同局の安継栓局長(同局事故災害救出指揮部・現場総指揮)が明らかにした。
炭鉱の安全対策に長年携わっている中国石炭科学研究総院の胡千庭氏、西安科技大学の徐精彩教授、山西陽泉煤業(石炭業)公司通風担当専門家の趙青雲氏によると、ガス爆発により炭鉱内のガス濃度は9%まで上がり、爆発の危険が大きい臨界値に達した。現在、いつ再び爆発が起きてもおかしくない状態という。このため、炭鉱内での救助活動は困難を極め、行方不明者の生還の可能性が非常に少なくなっている。
「人民網日本語版」2004年12月1日