中央気象台は濃霧発生2日目となる2日、北京で初めて濃霧警報を発表した。中国気象局も同日記者会見を開き、濃霧に対する予測を発表した。同局の説明によると、寒気の流入により4日朝には数日振りに晴れる見込み。
濃霧警報は黄、オレンジ、赤の3等級に分かれる。今回の濃霧警報は「黄」で、その定義は「12時間以内に視程500メートル以下の濃霧が発生する可能性がある、もしくは視程200~500メートルの濃霧がすでに発生し、持続する可能性がある」。
濃霧による北京の民間航空への影響は2日も続き、同日午後6時までに計600便の離着陸に遅延が発生した。
「人民網日本語版」2004年12月3日