中国人民銀行(中央銀行)は2日、出入境者の貨幣携行限度額を調整することを決定した。「中華人民共和国人民元管理条例」と「中華人民共和国国家貨幣出入境管理弁法」の関連規定に基づき、中国の経済発展と対外的往来の実際のニーズに合わせたもので、中国の国民および外国人が出入境時に携行できる人民元の限度額を、これまでの6千元から2万元に引き上げる。
新規定は2005年1月1日から施行され、1993年2月5日公布の「中国人民銀行の国家貨幣の出入境時限度額に関する公告」は同日廃止される。
「人民網日本語版」2004年12月3日