ミャンマーやラオスとのに国境に近い雲南省西双版納タイ族自治州では近年、少数民族に重点を置いた教育事業が盛んに進められている。現地少数民族の学齢児童の就学率は98%を超え、今年は家庭が経済的に困難な、農村部の少数民族の学生20万人余りに、教科書が無料で支給された。雲南省の少数民族の学生数は現在228万6千人。基礎教育や職業教育、生涯教育、高等教育を含む教育システムが雲南省全域でほぼ整っている。
写真(左):語学学習室で英語のリスニングの授業を受ける現地小学校の生徒
写真(右):景洪市曼听小学校で教師のキョウ爾超さん(写真右側)から民族舞踊の指導を受けるタイ族の女子生徒
「人民網日本語版」2004年12月6日