中国・タイ国交樹立三十周年を迎えるにあたり、日増しに緊密化している文化の分野での交流には喜ばしい成果が見られる。タイ駐在中国大使である張九桓氏はこのほど「タイのバンコクで中国文化センターを開設する」という予定を明らかにした。
中国とタイは隣国同士の間柄であり、両国間の文化交流は長年にわたって、互いの優れた文化の精粋を取り入れ合ってきた。中国・タイの国交樹立以来、両国の文化交流と提携の着実な発展とともに、中国の文化および中国語学習ブームが盛り上がり、中国文化センターを開設するという要求も強まっている。
同氏によると、両国は国交樹立三十周年の協力プロジェクトとしてバンコクに中国文化センターを開設することに合意し、それに対して、タイは中国に「タイ文化センター」の開設を計画中である。
「2005年は中国・タイ国交樹立三十周年にあたり、両国は元首の相互訪問、政治、経済、文化、軍事、教育などの分野における協力の展開を通じて、中国・タイの関係の全面的発展を大いに促し、両国関係の麗しい将来を迎えることになろう」と同氏は語っている。
中国文化センターの開設方式について、同氏は「場所、規模、内容の決定過程においては人々の英知を集め、有益な意見を取り入れることになろう」と語った。
「チャイナネット」 2004/12/08