欧州の航空宇宙防衛産業大手・EADSはこのほど、2008年北京五輪の安全システムに入札する意向を明らかにした。同社のハートリッヒ最高経営責任者(CEO)は7日、訪問先の北京で次のように語った。
中国と欧州との航空防衛や宇宙事業での協力は重大な進展を遂げた。双方の共同開発、生産、輸出における工業協力と戦略的パートナー関係は、すでに新しい段階に入っている。
2004年は、EADSと(その傘下の)エアバス社にとっては十分な成功を収めた年といえる。年初以来、エアバス社は中国から航空機81台を受注した。
EADSは中国の協力パートナーと調印した合意に基づき、協力チームを率いて、2008年開催の北京五輪のセキュリティシステム統合ソリューション提供を目指して、中国側とともに入札に参加する。
「人民網日本語版」2004年12月8日