海南省三亜市で開かれていた世界家族機関(WFO)の「世界家族サミット」が8日、3日間の日程を終了した。
中国国家人口計画生育委員会の張維慶主任は「国情に合った人口政策の実施は、中国が長期にわたり堅持する基本的国策だ。実施においては、貧困の撲滅、女性の地位向上、子どもと高齢者の権利の保護、文明的で幸福な家庭の建設をしっかり結びつけなければならない」と強調。また、中国の人口が年内に3億7400万世帯、13億人に達することを紹介した。
同サミットでは「三亜宣言」が採択され、国連の「ミレニアム発展目標」5周年における家庭問題の議題化、各国が国家発展戦略や経済・社会・環境政策の策定において優先事項として家庭問題に配慮し、家庭・コミュニティー間の協力関係の確立を促して、家庭の発展を全面的にサポートすることが呼びかけられた。
「人民網日本語版」2004年12月9日