中国の大手ニュースサイト「人民網」や三大ポータルサイトの「新浪(SINA)」、「捜狐(SOHU)」、「網易(Netease)」など、国内のウェブサイト運営企業約40社は12日、「2004メディアと未成年の発展――中国青少年社会教育フォーラム」の中で、「中国青少年ネットワーク安全連盟」の発足を発表した。参加企業はさらに、未成年の心身の健康を損なうコンテンツやサービスを提供しないと公約した。これら発表は、フォーラムのうちインターネット・ニューメディアに関するプログラムの中で行われた。
中国青少年ネットワーク安全連盟は、運営企業がウェブサイトで提供するコンテンツやサービスのほか、次の点を約束している。
(1)サーバースペース内の個人サイトや掲示板など、編集に直接関係していないコンテンツの管理を強化する。
(2)有害な情報を見つけ次第すぐに削除する。
(3)加盟企業が未成年向けの情報・コンテンツの開発に力を入れ、サービスの種類や範囲を拡大し、リンクの提供やキャンペーンなどを通し、未成年に優良サイトを紹介する。
「人民網日本語版」2004年12月13日