中国道路輸送協会の姚明徳会長は8日、記者会見で中国航海祭の発足に自信を持っていることを明らかにした。
鄭和の西洋遠征600周年記念イベント準備指導グループ弁公室主任を兼任する姚明徳氏と交通部を含む16の準備指導グループメンバーは7月11日、即ち鄭和の初回遠征の日を中国の航海祭として確立することに同意し、国に申し込みを打ち出したこととなっている。休暇不用の祝日を設立するには国務院からの許可を得なければならないこと。
鄭和氏は世界で有名な航海家で、1405年ー1433年の28年間で200隻余りの船隊、3万人近くを率いて7回にわたってはるかなる海を越え、東南アジア、インド洋を経て、紅海とアフリカにまで遠征、道程は30万キロメートル余り、アジア・アフリカの30ヶ国・地域以上を遊歴。中国は05年、一連のイベントを行い、鄭和の西洋遠征600周年を記念、社会各界もこれをきっかけに未成年者教育を強め、中国の航海祭を設立、人々の航海意識と海洋観念を高め、中華民族精神を受け継ぎ、愛国主義教育を深めるよう呼びかけた。
姚明徳氏は中国の海域面積は300万平方キロメートル以上、中国の国際貿易において90%の貨物が海運を介し達成されておるが、中国は世界航海大国としてさまざまな祝日の中で航海祭がない。中国台湾省も7月11日を航海祭として確立し、米国、カナダ、日本といった10ヶ国・地域も航海祭を設立している。
「CRI」より 2004/12/14