中国人権発展基金会は13日、南京大虐殺67周年を記念する座談会を北京で開催した。南京大虐殺記念館、中国人民抗日戦争記念館、中国共産党中央党校など機関の専門家が演説を行った。
同基金会の楊正泉・常務副会長(人民政治協商会議全国委員会〈全国政協〉外事委員会副主任)は、「過去の経験を忘れず、今後の教えとすべきだ。中国と日本は重要な影響を持つ国として、アジアと世界の平和と発展に大きな責任を持つ。中日関係の発展は、歴史問題を回避することもできなければ、回避する方法もない。日本の右翼分子は南京大虐殺という事実を否定しようとしている。日本政府の主要幹部も靖国神社を繰り返し参拝し、中国の人民の感情を傷つけた」と話した。
座談会に参加した専門家らは、中国系米国人作家でノンフィクション「ザ・レイプ・オブ・ナンキン」の著者のアイリス・チャン(張純如)さんがこのほど死去したことを受けて、心からの哀悼の意を示した。
「人民網日本語版」2004年12月14日