労働・社会保障部の鄭斯林部長は、17日北京で、「2004年中国の養老、失業、医療、労災、出産などの社会保険の範囲が拡大している。今年この5種類の社会保険基金の収入と支出の年間総規模は、初めて1兆元を超える見込みだ」と述べた。
これは鄭斯林部長が当日開かれた全国労働社会保障会議で明らかにしたものである。鄭斯林部長は、「この5種類の社会保険のうち、養老、失業、医療保険の加入者数は、1億人を超え、特に養老保険がもっとも多く、その保険料金は1億6千万元に達した」と述べた。
鄭斯林部長は、また「来年、労働・社会保障部は、社会保障システムの充実を引き続き推進し、社会保険の範囲をさらに拡大する。同時に社会保険基金の徴収と監督を強化する」と示した。
「CRI」より2004/12/18