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中日関係、メディア・ネットが最もナーバス 専門家

中国社会科学院日本所政治研究室の高洪主任は17日午後、人民網のBBS「中日論壇」にゲスト参加し、現在の中日関係についてネット利用者と交流し、質問に答えた。

――中日関係は、メディアやインターネット上で言われているほど感情的ではないようだ。これについてどう思うか。

メディアの性質とはつまり、注目の問題を追いかけることだ。インターネット上で注目の問題について意見を発表する利用者は、おそらく、いずれも社会問題に最も敏感なグループだろう。両国の政府または一般人、つまり一般人全体の間の関係としての中日関係は、きっとメディアやネット上で言われるほどナーバスでも感情的でもない。さらに、たとえメディアやインターネット上の意見にも、幾分違いがある。例えば、(中日関係に見られる)「政冷経熱」(政治関係は冷え込んでいるが、経済関係は熱い)における「冷え込み」は、政府という意味では中央政府間が冷え込む一方、地方政府間は熱い。地域という意味では、北方同士は冷え込む一方、南方同士は熱い。産業では、実業分野はやや熱く、メディアやネットはやや冷え込んでいる。しかし、メディアやネットは結局のところ、中日関係の最もナーバスな部分であり、国家全体の関係に対する影響も非常に大きい。

「人民網日本語版」2004年12月20日

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