深セン市衛生局はこのほど、新型肺炎SARSを予防するため、食品の安全に注意を呼びかける公告を発表した。
主な内容は(1)ハクビシンなど禁令に違反する野生動物の飲食経営を禁止する(2)違反者には、1千~5万元の罰金が科される(3)違反状況が深刻なケースでは、衛生許可証を没収する(4)犯罪を計画した者には、法によって刑事責任を追求する(5)違反を通報した人には、200元の報奨金が支払われる――など。
同市衛生監督所の担当責任者によると、今年はまだSARS感染の報告はないが、今冬から来春にかけてのSARS対策活動を徹底し、市民の健康を確保するために、ハクビシンの販売禁止令を発表した。飲食店が法律順守の意識を高め、ハクビシンなど禁令に違反する野生動物の購入・販売を自粛するよう求めている。一般市民にも、衛生的な飲食習慣を心がけ、ハクビシンなどを食べないよう呼びかけている。
「人民網日本語版」2004年12月22日