北京交通大学は21日午前、北京市の地下鉄会社との技術協力の合意書に調印した。北京市の教育委員会・科学技術委員会が主催する、産学連携研究プロジェクトの第1回合同調印式で明らかになった。
北京交通大との協力により、地下鉄の発着時間は秒単位まで正確に制御できるシステムが開発された。これにより、さらに正確かつ安全な運行が実現する。北京市の地下鉄は現在、分単位の発着システムを採用している。
合同調印式で契約された産学連携研究プロジェクトは、環境保護、情報技術、電気化、新薬、新材料など計7項目。いずれも一般市民の生活と密接に関わる分野だ。
北京市教育委員会の関係者によると、同委員会はこれら技術開発における産学連携を推進するため、700万元を出資する計画だ。
「人民網日本語版」2004年12月22日