北京の現地紙「新京報」によると、中国貧困扶助基金会はこのほど、2月1日に北京・人民大会堂でチャリティー晩餐会を開催することを発表した。一般人も参加可能で、すでにチケットが発売されている。同晩餐会には中国共産党や中国政府の指導者も参加する予定。

中国貧困扶助基金会の劉文奎副秘書長（副事務長）によると、一般向けのチケットは7クラスに分かれる。最高クラスのチケットは3万8千元で、購入者には会場で「中国貧困撲滅賞愛心参与賞」の表彰状とメダルが授与されるほか、国家指導者や第1期「中国貧困扶助イメージキャラクター」とディナーショーに同席し、記念撮影に参加できる。最も安いチケットは1800元で、購入者には記念証書が贈られる。

劉副秘書長によると、会場などの条件から、発行可能なチケットは3500～4千席分。うち、メーンテーブルは60席程度。チケット販売による収益は会場費などのコストを差し引いた後、貧困地域の若年層育成・雇用促進事業に充てられる。

中国貧困扶助基金会・総合項目部の柏錚主任は、こうしたチャリティー晩餐会を今後、毎年一回開催していく方針を示した。

晩餐会に関する詳細は、同基金会の公式ウェブサイト「中国扶貧参与網」（www.chinafc.org）で知ることができる。

「人民網日本語版」2004年12月28日