香港メディアの28日の報道によると、スマトラ島沖地震による津波で、香港の男性1人がタイ・プーケット島で死亡した。
香港特別行政区政府政務司の曽蔭権司長は28日午後の記者会見で、地震や津波の被災地に滞在中で、まだ連絡のつかない香港市民が213人に上ることを明らかにした。また、被災地では交通状態が混乱しており、把握できた人数や情報には限りがあるため、具体的な状況が分かり次第、随時発表していくとした。
香港特別行政区の入境処(入国管理事務所)は28日、さらに2人の職員をプーケット島に派遣し、先に派遣した職員4人と共同で現地の香港市民への支援を担当する。同部門はスリランカ・コロンボへも職員2人を派遣。タイに滞在中の香港の観光客は、順次帰国を始めている。
「人民網日本語版」2004年12月29日