インドネシア・スマトラ沖の地震で発生した津波により、現地在住の香港出身男性1人の死亡が30日午後2時に新たに確認された。津波で犠牲になった香港出身者はこれで2人目。
香港特別行政区政府保安局の黄偉綸副秘書長が30日に明らかにしたところでは、29日時点で行方不明だった香港市民のうち180人とすでに連絡がついた。しかし、行方不明者が新たに増え、30日午後2時現在連絡のつかない香港市民は計277人となった。
津波で行方不明になっていた台湾市民2人については、うち1人の死亡がすでに確認された。台湾市民の死者はこれで2人目。1人目の犠牲者、廖風順さんの遺骨は30日、家族と共に台湾に戻った。
「人民網日本語版」2004年12月31日