北京市の旅行社各大手が4日に明らかにしたところによると、スマトラ沖地震の影響で、一般市民の観光ニーズが大きく冷え込んでいる。プーケット、モルディブ、スリランカなど被災地域に加え、津波の被害を受けていない東南アジア諸国への渡航も激減している。
シンガポールとマレーシアは、今回の津波による影響は少ないが、ツアーのキャンセルが相次いでいる。同2国を巡る7日間ツアーは1日、これまでの2980元から2480元に値下げされた。また、東南アジアの島を巡るツアーも値下げされ、「インドネシア・バリ島ツアー」は5380元から4600元に、「マレーシア・ランカウイ島5日間ツアー」は同国航空会社のサポートもあって4580元から3980元に値下げされている。
「人民網日本語版」2005年1月5日