今年の実施が予定されている鉄道の第6次高速化、技術面などの原因で具体的な実施時期のめどが立っていない。12日に開かれた全国鉄道業務会議で明らかになった。
鉄道部の劉志軍部長は、「2005年は第6次高速化の『準備の年』になる」と表明。第5次高速化に比べ、第6次高速化は厳しい基準をクリアする必要があり、複雑な技術が求められるため、実施の難度も高い。
高速化が予定されている主な路線は、北京と哈爾浜(ハルビン)を結ぶ「京哈線」、北京と上海を結ぶ「京滬線」、北京と広州を結ぶ「京広線」など。一部区間の運行速度は最高で時速200キロとなる。高速化の実施後、運行速度が時速120キロ以上の路線の総延長は2万2千キロを突破し、時速200キロ以上の路線も5300キロを超える見通し。
「人民網日本語版」2005年1月13日