国家言語資源観測センターと北京語言大学などが共同で12日、2004年に主な新聞紙上で使われた十大流行語を発表した。
人民日報など主要新聞14紙が2004年に使った全単語4億9000万個から選んだ。
7つの分野別に発表された十大流行語はそれぞれ次のとおり。
総合編:執政能力、アテネ五輪、劉翔、監査の嵐、ゼロ関税、科学的発展観、失地農民補助、反国家分裂法、中国におけるフランス文化年、津波
国際ニュース編:ブッシュ氏再選、アラファト氏病死、繊維製品反ダンピング、エイズ感染、対中武器禁輸措置解除、捕虜虐待、EU(欧州連合)東方拡大、原油価格上昇、ウクライナ大統領選、第3回6カ国協議。
国内ニュース編:監査の嵐、廉政(クリーンな政治)公務、新型身分証、以人為本(人をもって基本とする)、憲法改正案、食品の安全、電力危機、男女比の不均衡、公民道徳教育、中国サッカー・プレミアリーグ
経済編(国内):中国の市場経済国としての地位、失地農民補助、経済センサス、聯想によるIBMパソコン部門の買収、自動車産業の新政策、公金による外貨の投機売買、水道水の段階的値上げ、利息上昇、政府買い入れ、市場救済(株式市場救済)
文化編:中国におけるフランス文化年、インターネット著作権条例、整形美人、映画「十面埋伏」(日本語題「LOVERS」)、紅色経典(革命をたたえる歌、映画、現代京劇の再ブーム)、審美疲労、博客(ブロガー)、映画「可可西里」(日本語題「マウンテン・パトロール」)、映画等級制、移動遊園地「ワールドカーニバル」。
科学技術編:SARSワクチン、遺伝子組み変え食品、次世代インターネットCERNET2、火星探査、嫦娥プロジェクト(月周回探査プロジェクト)、中国の北極・黄河基地、次世代携帯電話、曙光4000A(中国で開発されたスーパーコンピューター)、「光池」(電磁波貯蔵体)、強風青色警報。
突発的事件編:津波、人質事件、高病原性鳥インフルエンザ、中国東方航空機墜落、マドリード爆破テロ、炭鉱事故、大興安嶺の山火事、小浪底ダムにおける船の沈没事故、コンピューターウイルス「サッサー」、山崩れ。
「人民網日本語版」2005年1月13日