政府系のインターネットサービス機関、中国インターネット情報センター(CNNIC)は19日、「第15次中国インターネット発展状況統計報告」を発表した。数年前には男性が92%という圧倒的多数を占めたインターネット利用者の男女比は、今回3:2にまで大きく縮まったが、依然として男女格差の残る実態が明らかになった。
このほか、利用者の57.2%が未婚、42.8%が既婚だった。利用者の70%前後は30歳以下の若者で、18~24歳が最多の35.3%を占めている。60歳以上は1.1%に過ぎなかった。学生が32.4%で、引き続き利用者の中心層を占めていることも明らかになった。学歴別には大学以上(在学中含む、以下同)は30%で、大多数が高校以下であることが分かった。最多は高校(または中等専門学校)で29.3%だった。
「人民網日本語版」2005年1月20日