台湾の中華航空は24日夜、台湾から北京への初の直行便が、大陸部・民用航空主管部門の許可を受けたことを発表した。台湾の航空会社が民用機を北京に乗り入れるのは、建国以来初めて。
同社は、台湾ビジネスマン向けの旧正月帰省用チャーター便として29日に運行する台湾-北京便(台北発:午前8時、北京着:12時20分)の許可をすでに獲得している。
台湾初の北京便については、台湾の2大航空会社である中華航空、長栄航空の2社が名乗りを上げていた。中華航空は当初、台北を午前4時5分に出発する便(北京着は午前8時)を申請していたが、認可されなかった。今回認可を受けた午前8時発の便は、長栄航空より30分早い離陸となる。
中華航空は2003年旧正月に、台湾ビジネスマン向け帰省チャーター便で台湾と上海を結び、建国以来初めて大陸へ民用機を乗り入れた台湾の航空会社となった。
「人民網日本語版」2005年1月25日