シドニー・アテネ両五輪の飛び込み競技の金メダリスト・田亮は、同総局や所属チームの規則に違反する行動があったとして、ナショナルチームのメンバーをはずされ、陝西省チームの所属になった。国家体育総局中国遊泳運動管理センターの李樺主任が26日に明らかにした。
李主任によると、04年10月にナショナルチームが招集されたが、田は極度の疲労を理由に半年間の休暇を申請。センターは事情を考慮して申請を受理した。しかしその間、田は商業活動に明け暮れていた。ほとんどはセンターに未許可であり、同総局の規則に著しく違反する。さらに、田の一部活動は社会的なマイナス影響をもたらした。
李主任は「ナショナルチームは優れた選手には永遠に開放されている。チームの規律・規範を守り、チームの管理に従うことさえできれば、実力ある選手に対してチームの門戸は常に開かれる」と強調した。
「人民網日本語版」2005年1月27日