中国の一部の地区ではこのほど流行性髄膜炎の感染が発生したため、当面、関係部門はそれを予防するために、積極的に措置を講じている。
報道によると、東部の安徽省の一部の地域では髄膜炎の感染が発生し、そのほかの省にも散発的な感染例がある。1月累計でその感染例が258件で、去年同期より94件が増加した。中国衛生部はこれを受けて、緊急通達を出し、流行性髄膜炎の監視観測やその疫病発生状況の報告を強化し、一部の地区で子供に対してワクチンの接種を実施するよう各地に要求し、また、髄膜炎患者を適時に隔離し、専門家を組織して積極的に治療し、感染が発生した地域では適時に消毒するよう、関係部門に要求した。
中国の伝統的な祝日の春節をまじかに控えて、人々の流動が著しく増え、伝染病の感染が発生しやすいため、中国鉄道部門や民用航空部門も流行性髄膜炎が交通道具を通して伝染を拡大しないため、予防の措置を講じている。
「CRI」より 2005/02/03