中国・カリブ諸国経済貿易協力フォーラムの第1回閣僚級会議が2日(現地時間)、ジャマイカの首都キングストンで開幕した。中国の曽慶紅国家副主席は開会式での演説で、中国政府はジャマイカなどカリブ10カ国を中国国民の旅行目的地国にすることを決定したことを明らかにした。
曽副主席は「カリブ地域は観光資源が豊富で、中国とカリブ諸国の観光協力の成長性は高い。現在、キューバはすでに中国国民の旅行目的地国になっている。中国政府は、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、バハマ、ガイアナ、セントルシア、ドミニカ、スリナム、トリニダード・トバゴ、ジャマイカ、グレナダも中国国民の旅行目的地国と決め、中国国民がカリブ諸国を観光に訪れるよう奨励したい。双方はホテルの建設や経営管理、観光工芸品の加工生産などの分野での協力を探っていきたい」と語った。
「人民網日本語版」2005年2月3日