外交部の孔泉報道官は3日の定例記者会見で、一部の地域で感染例が見られる流行性脳脊髄膜炎について「中国を訪れる外国人観光客は心配する必要はない」と答えた。記者との一問一答は次のとおり。
――中国では現在、流行性脳脊髄膜炎が流行している。中国は外国人観光客の訪中を制限するのか。外国人観光客に予防措置を求めるのか。
私はまったく心配する必要はないと思う。衛生部は1月31日、一部の省で流行性脳脊髄膜炎が発生したことから、各地に予防措置を強化するよう通知した。私が医学専門家から聞いたところ、この病気は一般的に成人が感染するものではないという。私は、春節(旧正月)期間中により多くの外国人観光客が中国を訪れ、中国の春節の情緒を存分に楽しんでほしいと願っている。中国政府と各レベルの医療部門は外国人観光客の中国における健康をきっと保証できる。同時に、中国の関連部門はすでに空港や港、国境で出入国者に対する検温や医学的検査など検疫と検査を強化している。
「人民網日本語版」2005年2月4日