新型で高い効き目のあるH5N1亜型鳥インフルエンザウイルス混合ワクチンと鳥インフルエンザ鶏痘ウイルス混合ワクチンの開発が、中国農業科学院哈爾浜(ハルビン)獣医研究所の農業部動物インフリエンザ重点開放実験室で成功した。農業部と科学技術部が合同で主導し、国家難関突破プロジェクトの助成を受けて開発された新型ワクチン2種類は、国際的にも先端レベルにあるという。このほど農業部動物薬審査評価委員会の審査に合格し、同部から新動物薬証明書を得た。
専門家によると、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルス混合ワクチンは、これまでの高病原性鳥インフルエンザウイルスワクチンの技術的ネックを克服し、従来のワクチンより、ニワトリに対する有効免疫保護期間がさらに長く、またアヒルやガチョウなど水鳥に対しても免疫保護効果があったという。
「人民網日本語版」2005年2月6日